【2024年版】低脂肪ドッグフード5選!市販フードやシニア用犬に向いているかも解説!

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「おすすめの低脂肪ドッグフードが知りたい」「シニア期に入ったので、そろそろ低脂肪ドッグフードに切り替えたい」などと考えていませんか。 肥満はさまざまな病気の原因になるので、太り気味のわんちゃんやシニア犬には低脂肪ドッグフードがおすすめです。 本記事では、おすすめの低脂肪ドッグフードを22商品紹介します。 「脂肪」という栄養素の役割や食べないときの対処法、膵炎への影響についても解説するので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

過度な低脂肪に注意!ドッグフードに含まれる「脂肪」も必要な栄養素

「脂肪分=悪いもの」というイメージを抱いている方もいるかもしれませんが、実は脂肪も犬にとって必要な栄養素です。 ドッグフードにおける主な脂肪の働きを以下でまとめました。

  • 体を動かすエネルギー源になる
  • 皮膚・被毛・脳などの健康を維持する(オメガ3脂肪酸など)
  • ドッグフードの嗜好性を高める

したがって、脂肪の摂取量が少なすぎるのも健康に良くないといえるでしょう。 一般的に、ドッグフードの平均脂質量は13%~15%だといわれています。つまり、脂質量13%以下のドッグフードが「低脂肪ドッグフード」です。 脂肪の摂取量を抑えつつ、皮膚や被毛の健康にも気を遣いたい場合は、脂質量9%~12%程度のドッグフードがおすすめですよ。

低脂肪ドッグフードを選ぶときのポイント

低脂肪ドッグフードを選ぶときのポイントを、3つ紹介します。

  1. 良質な肉や魚の含有量が多いものを選ぶ
  2. 原材料が明確なものを選ぶ
  3. 人工添加物が無添加なものを選ぶ

上記の3つを心がけて選べば、高品質で安全な低脂肪ドッグフードに出会えるはずです。それぞれを詳しく見ていきましょう。

1.良質な肉や魚の含有量が多いものを選ぶ

良質な肉や魚を主原料にしている低脂肪ドッグフードを選びましょう。 肉や魚などの動物性タンパク源は、犬の健康維持に必要不可欠な栄養素です。筋肉・皮膚・被毛・血管など、体のあらゆる部分を形づくっています。 また、犬はもともと肉食傾向が強い生き物なので、肉・魚が多く含まれている方がフードへの食いつきもよくなるでしょう。 低脂肪ドッグフードの中には、穀物でかさ増しして脂質・カロリーを減らしている商品もあるので注意が必要です。 愛犬の健康のために、良質な肉・魚を主原料にしているドッグフードを選びましょう。

2.原材料が明確なものを選ぶ

原材料が明確に記載されている低脂肪ドッグフードを選びましょう。原材料名が曖昧なドッグフードは、品質が担保されていない可能性があります。 特に、以下のような成分には注意してください。

  • 家畜副産物(肉副産物)
  • 動物性油脂
  • ミートミール・フィッシュミール

上記のような表現が見られる場合は、具体的に「何の肉や油が使われているのか」が分かりません。人間が食べる場合は廃棄されるような低品質な肉・部位が使われている危険性もあります。 ドッグフードは愛犬の健康を左右するものです。何が含まれているのかが明確に把握できる、安全な低脂肪ドッグフードを選びましょう。

3.人工添加物が無添加なものを選ぶ

着色料や香料などが使われていない、人工添加物が無添加のドッグフードを選びましょう。 特に低脂肪ドッグフードは、脂質量が少ないので嗜好性が低くなりがち。脂肪の代わりに調味料や香料を添加して、食いつきをよくしている商品も販売されています。 しかし、人工添加物の継続的な摂取は愛犬の体に悪影響を及ぼす可能性も。中には発がん性がある成分も存在するので危険です。 愛犬の健康のために、素材本来の味や匂いが生かされている無添加のドッグフードを選びましょう。

【市販あり】低脂肪ドッグフードおすすめランキング5選&口コミ

おすすめの低脂肪ドッグフードを22商品紹介します。飼い主さんからの口コミ・評判が良いものを厳選しました。 市販で気軽に購入できるものも取り上げるので、ぜひ参考にしてください。

1位:ピッコロ

  出典:ピッコロ公式サイト


価格(税込) 通常価格:5,038円 定期コース1個:4,534円 定期コース2個以上:4,282円(1個あたり) 定期コース5個以上:4,030円(1個あたり)
タンパク質量 32%
添加物の有無 香料、着色料不使用
対象年齢 7歳以上
原材料 骨抜きチキン生肉 29%、骨抜き生サーモン 20%、乾燥チキン 13%、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、乾燥サーモン 6%、チキングレイビー 1%、鶏脂 1%、アルファルファ、乾燥卵、ミネラル類(硫酸鉄一水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD)、グルコサミン1,780mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1,780mg/kg、コンドロイチン硫酸1,250mg/kg、リンゴ、ニンジン、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、ホウレンソウ、クランベリー、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ

ピッコロは、シニア犬の健康維持のために開発された低脂肪ドッグフードです。「抜群のおいしさ」と「栄養バランス」を両立させています。 高品質なチキンとサーモンを主原料にした、高タンパク・低脂肪のレシピが魅力。チキンとサーモンが占める割合は、なんと全体の70%以上です。 また、フラクトオリゴ糖や食物繊維が豊富なサツマイモもブレンドされており、消化・吸収を促してくれるのもポイント。 関節ケア成分であるグルコサミン・コンドロイチン・MSMも配合されているので、足腰の健康をサポートしてくれるでしょう。

2位:ポンポンデリ

  出典:ポンポンデリ公式サイト


価格(税込) 通常価格:4,830円 定期コース初回:2,970円 定期コース2回目以降:2袋で6,960円
タンパク質量 21.3%以上
添加物の有無 保存料、着色料、酸化防止剤、香料不使用
対象年齢 1歳以上
原材料 鶏肉、玄米、大麦、鰹節、ビール酵母、鶏ガラスープ、甜菜繊維、鶏レバー、卵黄粉末、黒米、赤米、米油、ムラサキ芋、玄米麹、ブロッコリー、にんじん、イヌリン(水溶性食物繊維)、フラクトオリゴ糖、コラーゲンペプチド、りんご、昆布、DHA含有精製魚油、セレン酵母、乳酸菌、ミネラル類(卵殻未焼成カルシウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、 ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)

ポンポンデリは、腸活ができる小型犬向けのドッグフードです。低脂肪で消化にやさしい国産食材で作られています。 乳酸菌・イヌリン・フラクトオリゴ糖など、腸内環境を整えてくれる食材をたっぷりと配合。アレルギー源になりやすい植物性原料は含まれていないので、アレルギー対策にも最適です。 また、香料は使用せず、かつお節と鶏ガラスープで香りづけされているのも特徴。犬が好みやすい味を実現しているので、偏食傾向が強いわんちゃんでも興味を示してくれるでしょう。

3位:ニュートロ シュプレモ 超小型犬~小型犬用 体重管理用

  出典:ニュートロ シュプレモ公式サイト


価格(税込) 1kg:2,686円 3kg:6,701円 6kg:13,128円
タンパク質量 28%以上
添加物の有無 着色料、香料、化学合成物不使用
対象年齢 生後8ヶ月以上
原材料 チキン(肉)、チキンミール、大麦、玄米、オーツ麦、ラムミール、モロコシ、粗挽き米、タンパク加水分解物、サーモンミール、ビートパルプ、鶏脂、亜麻仁、チアシード、ココナッツ、乾燥卵、トマト、ケール、パンプキン、ホウレン草、ブルーベリー、リンゴ、ニンジン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)

ニュートロ シュプレモ 超小型犬~小型犬用 体重管理用は、体重が気になる超小型犬・小型犬のために開発された低脂肪ドッグフードです。口が小さなわんちゃんでも食べやすい小粒サイズに設計されています。 低脂肪・低カロリーながらも必要な栄養素はしっかりと摂れるレシピが特徴。ニュートロの従来商品よりも脂質量は29%カットされており、効率的に体重を減らせます。 また、オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸も配合されているので、美しい皮膚・被毛の維持にも役立ちます。 市販で気軽に購入できるのも嬉しいポイントですね。

4位:ロイヤルカナン ミニ ライト ウェイトケア (減量したい犬用)

 

  出典:ロイヤルカナン公式サイト


価格(税込) 800g:2,364円 2kg:4,881円 4kg:8,936円 8kg:17,229円
タンパク質量 28%以上
添加物の有無 有り
対象年齢 生後10ヶ月以上
原材料 肉類(鶏、七面鳥)、コーン、植物性繊維、大麦、米、超高消化性植物性タンパク、コーングルテン、動物性油脂、ビートパルプ、加水分解タンパク(鶏、七面鳥、豚)、コーンフラワー、魚油、サイリウム、酵母および酵母エキス、大豆油、脂肪酸塩、フラクトオリゴ糖、ルリチシャ油、グルコサミン、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、加水分解軟骨(コンドロイチン硫酸源)、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン)、セルロース、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Ca、Mg、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、パントテン酸カルシウム、B6、ナイアシン、葉酸、B1、B2、ビオチン、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)

ロイヤルカナン ミニ ライト ウェイトケアは、体重管理が必要な小型犬におすすめのドッグフードです。本商品を与えられた88%以上の犬が、8週間以内の減量に成功しています。 低脂肪・低カロリーに設計されており、効率的に減量をサポート。タンパク質量は多いので、体重を減らしつつも健康的な筋肉を維持できます。 また、食物繊維がバランスよく含まれており、食後の満腹感を維持してくれるのも魅力的。 800gの少量パックが販売されているので、まずは気軽に試してみてください。

5位:馬肉自然づくり

  出典:馬肉自然づくり公式サイト


価格(税込) 通常価格:3,480円 定期購入1袋:2,970円 定期購入3袋:8,465円
タンパク質量 27%以上
添加物の有無 香料、保存料、着色料、酸化防止剤不使用
対象年齢 成犬用
原材料 馬肉、鶏肉、玄米、大麦、黒米、きなこ、かつお粉、米ぬか、馬油、おから、ハト麦、卵、わかめ、小松菜、昆布、ビール酵母、卵殻カルシウム

馬肉自然づくりは、馬肉をメインに使用した低脂肪ドッグフードです。馬肉通販売上で日本一を獲得した馬刺し専門店がレシピを開発しています。 馬肉は高タンパク・低脂肪なので、ダイエット中のわんちゃんにも最適。ビタミンや鉄分も豊富に含まれており、健康的な体づくりをサポートしてくれます。 また、香料や保存料をはじめとする化学物質はオールフリーです。野菜・穀物はふんわりと炊飯状態にしてから配合されているので、繊維質が苦手な愛犬にも安心して与えられるでしょう。

ライフステージ別】ヒューマングレードのドッグフードの与え方






ライフステージによって、ドッグフードの与え方は異なります。




愛犬がストレスなく食事を楽しめるように、年齢や状態に合わせた与え方を把握しておきましょう。




子犬・成犬・シニア犬にわけて解説していきます。




子犬に与える場合




子犬はまだ消化器官が未発達なので、消化トラブルを起こしやすいのが特徴。また、口や顎も小さいので、ドライフードをうまく噛み砕けない子も多いでしょう。




歯の生え代わりが終わる頃までは、ドライフードをお湯でふやかして与えるようにしてください。




歯が完全に生え代わったら、徐々に硬いフードに移行していきます。




また、給餌回数は以下を目安にしてください。





  • 生後5ヶ月くらいまで…1日4回~5回



  • 生後6ヶ月~1歳くらいまで…1日3回程度



  • 1歳以上…1日2回



愛犬の食いつき具合や便の状態を見つつ、回数を調整していきましょう。




成犬に与える場合




成犬の時期に最も意識するべきポイントは、「肥満対策です。




肥満はさまざまな病気の原因になります。毎日の食事でしっかりと体重管理を行いましょう。




なるべく低カロリー・低脂質のドッグフードを選び、給餌量を守ってください。太り気味の愛犬には、「減量用」や「体重管理用」のドッグフードを与えるのもおすすめです。




一方、食が細い子や偏食気味の子には、高カロリーで、嗜好性が高いドッグフードを選んでください。




体質や状態に合ったドッグフードを与えて、愛犬の健康と長生きをサポートしましょう。




シニア犬に与える場合




シニア期に入っても、肥満対策は引き続き行いましょう。




また、噛む力が弱ってきた子や、歯が抜け落ちてしまった子は、ドライフードを噛み砕くのが困難になります。




ドライフードをお湯でふやかして柔らかくしたり、ウェットフードに切り替えたりなど、愛犬の状態に合わせた工夫が必要です。




また、シニア期は、さまざまな病気にかかるリスクが高まります。こまめに健康診断を受けて、病気が見つかった場合は、適切な療法食を与えるようにしましょう。